1982-03-30 第96回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
ところが、地方ボスだけは差し押さえもできないんだ。そんなのがいっぱい残っている。滞納の最たるものだ。ですから、全部とは言いませんよ、言いませんが、一番地方税滞納の多いのはそこにあると言っていいと思うんですよね。確かに現行制度では、入れても入れても追いつかぬで、附帯金から先に入っていくものだから、それにまた日歩二銭なりこれがついていくものだから、苦しんで悩んでいることは僕も知っていますよ。
ところが、地方ボスだけは差し押さえもできないんだ。そんなのがいっぱい残っている。滞納の最たるものだ。ですから、全部とは言いませんよ、言いませんが、一番地方税滞納の多いのはそこにあると言っていいと思うんですよね。確かに現行制度では、入れても入れても追いつかぬで、附帯金から先に入っていくものだから、それにまた日歩二銭なりこれがついていくものだから、苦しんで悩んでいることは僕も知っていますよ。
もしくは、地方ボスの圧力があなたのところへ来るはずはないけれども、いずれにしてもその代弁者があなたのところに意見として集約されて、それに見合った改正だと私は思うんです。これはやっぱり納得できませんね。ここに地方自治体の首長をやっていた方も来ていますが、美濃部先生もいらっしゃるけれども、いずれにしてもこういう改正を突然出してくるということについてはどうも納得できない。
こんな地方ボスの優先の法改正など私は納得できませんね。どうですか。
「小・中学校の教育者は、国の官吏として観念され、待遇官吏として取り扱われてきたが、実際においては一般官吏よりも低い官等や処遇に甘んじさせられており、地方の行政官僚の支配を受け、老校長が若輩の学務課長の鼻息をうかがい、また地方ボスの圧迫を受けるという状態であった。教育者は忍従を強いられ、卑屈に堕する傾向が見受けられた。
どうもいまのところでは、一般の個々の地主に折衝してやるのにはこういう難点があって、地方ボスとはちょっとできない、それを工作する資金は出せない、今度はいわゆる宅建業者をしてやらせればそこに利ざやが取られる、それはけしからぬということで方法がなかなかむずかしいのですね。私は、民間の業者が民間の事業としてやるには、若干の利ざやを取るのは企業としてやる限りある程度認めていいものと思います。
私は端的に申し上げますが、一部の特権的官僚と地方ボスの妥協の産物だと思うのであります。それは、私たちが林政民主化運動を全国的に展開してきた中で把握したものであります。 さきにも触れましたが、国有林は成立以来一貫して一部の紙パルプ資本や地方ボスの利益に奉仕し、労働者、農民の利益を踏みにじる官僚独善的経営を行なってきたし、今後も行なおうと考えているだろうと思います。
なお、基金の運営についてでありますが、その適正さを欠きますと、地方ボスなどの暗躍の余地を残し、地価の高騰などを招き、黒い霧の発生も懸念されるのであります。どのように対処されるか、承りたいと存じます。 最後に、公営企業関係であります。 地方財政計画によりますと、繰り出し金の大幅な増加を行なっておりますが、こうした、びほう的な手段によって公営企業会計が健全化するということは考えられません。
○和田政府委員 基準行政の公正な運営についてたいへん御心配をいただいておりますが、御指摘がありましたように、私どもとしては、現在の機構におきましては全国が地方ボスの力によってゆがめられることのないような行政運営を主眼としてやっております。しかし、実際問題としては多少の問題がありますことは、御指摘のとおりであります。
今回の改正では、地方委譲により地方ボスの介入が加えられて、労働者保護の行政が骨抜きにされる危険が多いと思うのですが、この点はどうお考えになりますか。
それから労働基準行政が外部からの不当な圧迫を受ける、あるいは地方ボス等の干渉を受けるというようなことのために筋を曲げなければならないような事態が起こってくる、そういう場面が予想されるくらいならば、これはやらないほうがよろしいのでございます。
建設省が今日までとってきております技術尊重の慣習をどこまでも尊重をされ、いやしくも技術が行政に奉仕したり、あるいは地方ボスの政治的支配に屈従することのないように、特段なる留意をされることをここに要望をいたして、大臣の所信を伺いたいと存ずるものでございます。
いまこれを停止させるとかさせないとかいう答弁はできないというお話であるけれども、あなたのところの、建設省道路局には具体的なものは入っていないかもしれないけれども、北陸地建は、そういう地方ボスの暗躍で困り抜いておるのです。
ですから、そういうところに私は問題があろうと思うのでありますが、いまの局長の御答弁で、さらに詳細正確な実態を調査して対策を立てたいというお話でありますから、願わくは、そういう町の当局や地方ボスなどにとらわれないで、あるいは東亜道路株式会社というようなごろつきのような会社の人たちと関係のないすっきりした形で、き然たる態度で調査のできる人を法務省から直接派遣してもらいたい。
これは局長御承知の通り、さつき私は農協の問題に触れたのでありますけれども、やはり同じような土地改良団体の地方ボスの存在というものが大きな障害をなしておる。ですから、やはりそれについては政府もある程度予算措置をやって、相当金をかけても、農民のためには土地改良区の整備統合を行なうべきだと思う。
こういうところにも一つの原因がありますし、また、事業の途中において計画設計の変更が行なわれたり、あるいはまた、一部の土地改良区の地方ボスといわれるような人たちの独断専行等のために、農民がこれに反発する等、土地改良団体の運営必ずしも円滑にいっておらない地域がきわめて多いのであります。
たとえば各個撃破の戦術をとったり、あるいは地方ボスを使って宴会その他であぶく銭を使う。
あるいは地方ボスと結託して不正なる税務行政をやっているのかどうか。この場合の論争の中では、真実をつかむわけには参りません。またこの問題は私だけの問題でない。
○島清君 私は民主社会党の立場におきまして本案に賛成の意を表したいと思いますが、政府が当初提案をされまして通産大臣が本会議で説明をされましたこの政府原案によりますというと、かなり私が本会議で御指摘を申し上げまして御質問申し上げた通り、またただいまも椿委員から御指摘かございました通り、特定の政党、特定の地方ボスによって悪用される危険があるのではないかというような疑惑の点もかなりあったのでございまするけれども
がしということをはっきりしていただくと同時に、そういうことがただジュースだけでなくて、ほかにもあるのかないのか、そういう迷惑はただジュースを売られた人だけが迷惑を受けているのか、一般の卸売人等が、そういうことがしばしばあってそうして困っているのか、これは農協に対するわれわれの一つの、これからの共同出荷とか、その他のものを協議していきます上に非常に重要性がありますので、これはかつて東〇事件を審議しておる際に、奨励金等がたまたま地方ボス
さらに、明年度予算の歳入面において、前年度余剰金と租税の自然増収見込みを加えますと、本年度に比べて一千億を越える歳入増となるが、政府は財政の膨張が景気に及ぼす刺激的影響にかんがみてこれをたな上げして、景気調節の財源に充当すると宣伝しておりますが、来たるべき総選挙目当てに総花式に、かつ無計画に支出されることは必至であって、国民の貴重なる血税は、資本家と地方ボスの食いものになると考えられる方法に使用すべきではなく
これは長い間選挙権も何もなくて政党活動の経験もない婦人が、党内で公認される、それだけの実績を上げるということは非常に困難で、従って公認されることが少い、これを、公認も革新系の方には比較的多いのですが、保守派になりますと、なお勢力家が多いものですから出にくい、それから選挙に地盤とかお金とかいうものが非常に要るようになり、地方ボスとの連絡が密になって参りますにつれて、あとから出て参りましたところの婦人や
第一点の、地方勢力家の有利となるということで、地方ボスに婦人が支配されることについて私が少し言及いたしましたのを、婦人みずからをさげすむことではないかというお言葉でございますが、それは婦人だけでなくて一般に選挙民が御存じのように、今日部落で百パーセント投票率を上げておりますような所は、部落投票というような形で申し合せ投票で、翌日になれば投票した人の名前を覚えていないような投票が盛んに行われております
それから、新人の進出がはばまれて、全国的な人物が不利となり、地方ボスが生じやすい。それから、四といたしまして、死票が多くなって民意が反映できぬというような問題があります。このほかこまかい問題がありますけれども、おもにこういう問題が論議の中心になると思います。
○河野謙三君 この際一点だけお伺いいたしたいのですが、本法提案の趣旨によれば、現在地方ボスと結びついたところの不徳義な権利の上にだけ眠っておる業者というものが非常にある。これを撲滅したいということが本法の趣旨であることはたびたび提案者から強調されておりますので、現在まででも、私よく知りませんけれども、河川法の第何条かによれば権利の譲渡ということはできないことになっておりますね。